大きくでてきたのは「焼肉」という切文字です。
こういった文字が付くとすると、だいたいはお店の入り口上部に付いていることが多いと思われます。
この写真の切文字は、箱文字ではないので中に電材が入っていません。
看板の電材が内部に入っていないため、外からスポットライトの光で照らしています。
文字自体は光らないものの、スポットライトで照らした文字もおしゃれな演出ができ、文字の素材を活かすことができます。
切文字にも箱文字にも共通して言えることですが、取付時に文字の立ち上げが可能です。
あらかじめ文字に穴をあけ、その穴に対応した芯を用意します。
後は取り付ける予定の壁に穴をあけ、シリコン等を流しこみ、穴に芯を入れるだけで完成です。
少しの手間で切文字が浮いているようにみえ、すごくおしゃれになります。
切文字といえば、薄い板を文字に切りぬいたもの。
これが基本的な切文字だと思いますが、もう一つ種類があります。
それはカッティングシートを使用した切文字です。
左の写真はとある看板です。
この看板の文字に使用されているのは、恐らく切文字ではないでしょうか。
人によってはカッティングシート文字等と呼ぶ方もいるかもしれません。
この切文字は裏に糊がついており、いろんなところに貼ることができます。
必要な部分だけ切り抜いたステッカーのようなものです。
最近の看板はインクジェットメディア出力したメディアを貼りこんで看板とする物が多くをしめています。
カッティングシートの切文字で看板を作るというのは、大型インクジェットプリンタがでる前の時代の看板製作手段でした。
ただ、カッティングシートにはカッティングシートにしかないメリットが多く存在するため、未だに使用し続けられています。